【コラム】意外と難しい。商業施設でのデジタルスタンプラリーの実施
5/23/2023
いつもデジタルスタンプラリーサービスPetancoをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、商業施設でのデジタルスタンプラリーの実施方法についてご案内いたします。
なお、ここで述べる商業施設とは、郊外のショッピングモール、駅周辺の商業ビルのことを指します。
商業施設でデジタルスタンプラリーは難しい
よく商業施設でのデジタルスタンプラリー実施のご相談をいただくのですが、タイトルでも申し上げましたが、商業施設でのデジタルスタンプラリーの実施は、簡単そうで実はなかなか難しいのです。
よくある相談内容で「〇〇円以上お買いあげのお客様に1スタンプ贈呈。5つ集めて特典に応募しよう!」という購買と絡めたデジタルスタンプラリーのキャンペーンがあります。
例えば、上記企画どおり〇〇円以上買い物をしたのでレジでQRコードを読み込み、スタンプを獲得します。
次の日も〇〇円以上買い物をしたので、また同じレジでQRコードを読み込み、スタンプを獲得しようとすると、残念ながらスタンプは獲得できないのです。
なぜならば、スタンプラリーサービスの仕様上、1スポットにつき1スタンプが絶対条件だからです。
同じQRコードから再度スタンプを獲得するには特典に応募してスタンプを消費する必要があります。
サービスによっては、特典に応募しても、スタンプがリセットされないものもあります。
加えて、レジごとに固有のQRコードを発行する必要もあり作業量は相当なものになるでしょう。
これが、商業施設でのデジタルスタンプラリーの実施が難しい主な理由です。
上記のような企画のお問い合わせが多い理由としましては、「スタンプラリー」と「スタンプカード」の言葉の類似が起因しているではと考えています。
スタンプカードのペーパーレス化みたいな発想でスタンプラリーに帰着したのではないのでしょうか。
スタンプラリーとスタンプカードは似て非なるものであります。
商業施設ではポイントラリーが有効
先の問題を解決する方法としてご提案したいのが、ポイントラリーです。
ポイントラリーは、ポイントすなわち数字を加算していくタイプのラリーです。
ポイントラリーならスタンプラリーにない次のメリットがあります。
- 同じQRコードから何回でもポイントを獲得することが可能。
- 同じQRコードを異なる場所(レジ)でシェアすることが可能。(この場合、レジごとの統計は取れなくなります。)
- 場所ごとに獲得ポイントを変更することが可能。(”レジ1では1ポイント”、”レジ2では3ポイント”)
- 再度ポイントを獲得できるまでの時間を0〜24時間の間で設定可能。(不正対策)
スタンプラリーと比べてポイントラリーはマイナーですが、商業施設のチェックインイベントとしてはスタンプラリーより優れている点が多いのです。
ぜひ、Petancoのポイントラリーを無料でお試しください。